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『竹山道雄セレクション 1昭和の精神史』(藤原書店)

『竹山道雄セレクション 1昭和の精神史』竹山道雄、平川祐弘編(藤原書店)全4巻

2016年
576頁
定価:5,280円(税込)




目次(収録作品)

総序  平川祐弘
 第Ⅰ巻序 平川祐弘

第Ⅰ部 昭和の精神史
 昭和の精神史
 将軍達と「理性の詭計」
 ハイド氏の裁判
 天皇制について
 国体とは
 昭和史と東京裁判

第Ⅱ部 一高と戦争
 昭和十九年の一高
 若い世代
 春望

第Ⅲ部 ナチス・ドイツを凝視する
 独逸・新しき中世?
 失われた青春
 幻影
 国籍

第Ⅳ部 戦後日本の言論空間
 台湾から見た中共
 ペンクラブの問題
 時流のファナチズム

〈解説〉「竹山史観」の先駆性  秦郁彦
〈竹山道雄を読む〉竹山道雄にめぐり会えて  牛村圭

一体何が昭和十年代の日本を動かしたのか。一見素人に見える竹山の手になる『昭和の精神史』が、広く読まれ、この分野でもっとも注目される作品となったのは、それが唯物史観とは異なる軍国日本のメンタリティーの分析として、目配りがよく、考え抜かれ、説得力があるからであろう。
昭和の戦争とは何であったのか。なぜ戦争に追い込まれたのか。そういう竹山自身の切実な探索や自問自答が昭和の精神史を解き明かそうとする原動力となっている。竹山は自分の眼で見、自分の頭で判断した。
(第Ⅰ巻 編者序より)

出典:藤原書店公式サイト


[関連]
『昭和の精神史』竹山道雄(2011・中公クラシックス)281頁
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『昭和の精神史』竹山道雄(1985・中公クラシックス)362頁
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『竹山道雄著作集1 昭和の精神史』(福武書店)323頁
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