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『江戸幕府の北方防衛―いかにして武士は「日本の領土」を守ってきたの』中村恵子(ハート出版)

『江戸幕府の北方防衛―いかにして武士は「日本の領土」を守ってきたの』中村恵子(ハート出版)

2022年
280頁




目次(収録作品)

第1章 江戸幕府の対外政策
 第1節「キリスト教禁教」の背景
 第2節 国益を損なう国とは関係をもたない─いわゆる「鎖国」
 第3節 領土を守る体制

第2章 日本の領土確保と近代経済発展に寄与した松前藩
 第1節 古代〜平安時代の資料にみる蝦夷地
 第2節 鎌倉幕府が明確に打ち出した蝦夷地支配
 第3節 松前藩祖─室町時代に蝦夷地覇権を握る
 第4節 蠣崎慶広が秀吉から蝦夷地支配の「朱印状」得る─「檜山安藤氏」から独立
 第5節 蠣崎(松前)慶広が家康から「黒印状」得る─蝦夷地支配が公認され松前藩成立
 第6節 「商い」が経済基盤の松前藩
 第7節 松前藩─北前船交易の要─近代経済発展の源

第3章 江戸幕府の北方防衛
 第1節 ロシアの動き
 第2節 江戸幕府の新たな対外政策─北方防衛
 第3節 1799年 第1次江戸幕府蝦夷地直轄─東北4藩に警備命令
 第4節 領土確定のための地図作成
 第5節 1855年 第2次江戸幕府蝦夷地直轄─松前藩・東北6藩に分治警備命令

第4章 松前藩・東北6藩の蝦夷地警備地をたどる旅
 第1節 1821年 松前藩の復領と警備、そして終焉へ
 第2節 津軽藩
 第3節 南部藩
 第4節 会津藩
 第5節 仙台藩
 第6節 秋田藩
 第7節 庄内藩
 第8節 松前藩・江戸幕府が確保した樺太を失う

第5章 蝦夷地(北海道)を奪おうとする動き
 第1節 江戸時代の蝦夷地を「アイヌ文化時代」とするのはおかしい
 第2節「江戸時代の蝦夷地は日本かどうか判らない」とした文部省の教科書検定
 第3節「江戸時代の蝦夷地は日本でない」とするシンポジウム資料
 第4節 今も続く北海道奪取の動き

明治維新史観、薩長史観では決して判らない侍の誇りある歴史がここにある!極寒の北海道。前人未踏の蝦夷地を舞台に、松前藩と東北諸藩の武士たちが命がけで挑んだ「国を守る戦い」。我が国の歴史を書き換えようとする動きが強まる中、江戸幕府による「祖国防衛」を、史実を基に徹底検証!

楽天ブックス商品説明より

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