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『生物から見た世界』ユクスキュル、クリサート(岩波文庫)

『生物から見た世界』ユクスキュル、クリサート(岩波文庫)

2005年
166頁




目次(収録作品)

環境と環世界
環世界の諸空間
最遠平面
知覚時間
単純な環世界
知覚標識としての形と運動
目的と設計
知覚像と作用像
なじみの道
家と故郷
仲間
探索像と探索トーン
魔術的環世界
同じ主体が異なる環世界で客体となる場合

甲虫の羽音とチョウの舞う、花咲く野原へ出かけよう。生物たちが独自の知覚と行動でつくりだす“環世界”の多様さ。この本は動物の感覚から知覚へ、行動への作用を探り、生き物の世界像を知る旅にいざなう。行動は刺激に対する物理反応ではなく、環世界あってのものだと唱えた最初の人ユクスキュルの、今なお新鮮な科学の古典。

本書表紙(カバー)より


[参考]
『生命の劇場』ヤーコプ・フォン・ユクスキュル(2012・講談社学術文庫)

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