『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』内村鑑三、鈴木範久訳(岩波文庫)
2017年
416頁
目次(収録作品)
第1章 異教
第2章 キリスト教に入信
第3章 初期の教会
第4章 新教会と信徒の説教
第5章 世の中へー感情的キリスト教
第6章 キリスト教国の第一印象
第7章 キリスト教国にてー慈善事業家のあいだで
第8章 キリスト教国にてーニューイングランドの大学生活
第9章 キリスト教国にてー神学に触れる
第10章 キリスト教国の実感ー帰国
内村鑑三『How I Became a Christian』の新訳。
幕末から明治へ、激動の時代を生きた内村が、自らの魂の変容を記した記録。札幌農学校に進学した青年は上級生に強制されてキリスト信徒となり、新しい自分と世界とを知る。二十四歳で単身渡米、養護院で働き大学に通うなかで、徐々に天命を悟る。傑出した宗教家は、キリスト教の「聖地」アメリカと明治日本で、何を見、経験し、考えたのか。
本書表紙(カバー)より
[関連]
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