『羅生門・鼻・芋粥・偸盗』芥川竜之介(芥川龍之介)(岩波文庫)
改訂版2002年
182頁
目次(収録作品)
羅生門
鼻
芋粥
偸盗
王朝末期の荒廃した都を舞台に展開する凄惨な人間絵巻「羅生門」,師漱石も賞賛した,長い鼻を持つ禅智内供の内心の葛藤「鼻」,芋粥に異常な執着を持つ男「芋粥」,女をめぐる盗賊の兄弟の確執「偸盗」。いずれも『今昔物語』『宇治拾遺物語』などに素材を得たもので,芥川王朝物の第一冊として編集。(解説=中村真一郎)
本書表紙(カバー)より
[関連]
『羅生門・鼻・芋粥』芥川龍之介(2007・角川文庫)
『羅生門・鼻』芥川龍之介(2005・新潮文庫)