『統辞構造論 付『言語理論の論理構造』序論』ノーム・チョムスキー、福井直樹・辻子美保子訳(岩波文庫)
2014年
432頁
目次(収録作品)
第1章 序文
第2章 文法の独立性
第3章 初歩的な言語理論
第4章 句構造
第5章 句構造による記述の限界
第6章 言語理論の目標について
第7章 英語におけるいくつかの変換
第8章 言語理論の説明力
第9章 統辞論と意味論
第10章 要約
第11章 付録1・表記と術語
第12章 付録2・英語の句構造規則および変換規則の例
生成文法による言語研究の「革命」開始を告げる記念碑的著作。句構造や変換構造などの抽象的な言語学的レベル、言語の一般形式に関する理論、文法の単純性の概念などが、人間言語に対する深く透徹した洞察を与えることを立証する。併録の論考および訳者解説では本書の知的背景を詳細に説明し、その後の展開も概観する。
本書表紙(カバー)より
[参考]
『統辞理論の諸相―方法論序説』チョムスキー(2017・岩波文庫)