「鮨」岡本かの子 2019/2/14 2023/11/16 書評 短篇小説・掌篇小説, 小説 約38枚(400字) 名短篇だというので読む。 なかなかよい。 主人公のともよは、東京下町の鮨屋の娘。 その常連客のひとりに五十過ぎの湊(みなと)という紳士がいる。 ともよの湊への淡い恋のような気持ちを描いているところがよい。 青空文庫 えあ草紙 (縦書き) 『老妓抄』岡本かの子(新潮文庫) Kindle版(無料) こちらの記事もどうぞ「悟浄出世」中島敦『知的対応の時代』渡部昇一(講談社)「甘い野辺」浜本浩「瀬戸内の小魚たち」壺井栄『日本文明の主張―『国民の歴史』の衝撃』西尾幹二・中西輝政(PHP研究所)『償いは済んでいる―忘れられた戦犯と遺族の五十年』上坂冬子(講談社)『旅人 ある物理学者の回想』湯川秀樹(角川ソフィア文庫)『日本文化の表情―論集・日本文化3』梅棹忠夫・多田道太郎編(講談社現代新書)