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『物語とふしぎ』河合隼雄(岩波現代文庫)

『物語とふしぎ〈子どもとファンタジー〉コレクション3』河合隼雄、河合俊雄編(岩波現代文庫)シリーズ全6冊

2013年
272頁




目次(収録作品)

第1章 ふしぎと人生
 1 不思議の体験
 2 ふしぎが物語を生む
 3 ふしぎが人を支える
 4 「私」のふしぎ

第2章 自然とふしぎ
 1 子どもと自然
 2 自然とともに
 3 自然のなかの「住人」たち
 4 自然と畏れ
 5 自然との融合

第3章 ふしぎな人物
 1 恐ろしい人
 2 ふしぎな楽しさ
 3 もう一人の「私」
 4 ふしぎな家族

第4章 ふしぎな町・ふしぎな村
 1 ふしぎの国
 2 ふつうの家・ふつうの村
 3 土地の精霊
 4 ファンタジーの世界

第5章 時のふしぎ
 1 時の流れ
 2 時の循環
 3 時の到来
 4 秘密の時

あとがき
解説 小澤征良
〈子どもとファンタジー〉刊行によせて 河合俊雄

大切な体験には,「ふしぎ」や「おどろき」の感情がともなう.人は,それらを心に収めるために物語を発明し,その感動を他の人に伝えるために文学をつくった.子どもは,とりわけ「ふしぎ」を感じる名人であり,文学の優れた読み手である.児童文学の名作を紹介しながら,子どもと物語を結ぶ「ふしぎ」について考える.(解説=小澤征良)

出典:岩波書店公式サイト


[関連]
『物語とふしぎ―子どもが本に出会うとき』河合隼雄(1996・岩波書店)単行本
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