『何を書くか、どう書くか―知的文章の技術』板坂元（PHP文庫）
1997年1月20日第1版第1刷発行
264頁
目次（収録作品）
プロローグ 私の文章修業
第１章 何を書くか
テーマを決める
計画を練る
第２章 読み手に近づく
読み手の性格を知る
読み手に訴える方法
第３章 アイディアを製造する
頭脳を刺激して考える
頭脳を静止させて考える
第４章 材料を活かす
データを集める技術
データを整理する技術
第５章 文章を設計する
アウトラインを描く
データの上手な使い方
第６章 文章をつくる
「書き出し」の方法
段落の作り方
読み直しのチェックポイント
第７章 ライフ・スタイルを創る
一日の生活設計
私からの六つの提案
著者は、評論家、国文学者（江戸文学専攻）。（1992-2004）
文章の書き方、心構え、取り組み方などを論じた本。著者の前著二冊（下記参照）と重複している所もあるが、なかなかの良書。文章も分かりやすく、数字を示したりなど具体的に論じていて参考になる。
仕事術の書としても有益。
［関連］
『何を書くか、どう書くか―知的文章の技術』板坂元（1980・光文社、カッパ・ブックス）新書
amazon
『考える技術・書く技術』板坂元（講談社現代新書）
『続 考える技術・書く技術』板坂元（講談社現代新書）
［筆者注］
（p.66）「一銭五厘 」