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『ノーノー・ボーイ』ジョン・オカダ(旬報社)

『ノーノー・ボーイ』ジョン・オカダ、川井龍介訳(旬報社)

2016年
352頁



国家、民族、国民同士が分断される時代に読み継がれるべきアメリカ文学
全米で15万部超えのロングセラー 待望の新訳刊行。朝日新聞「読書」欄ほか各紙誌で紹介、好評。
戦争が、自分の中の〝アメリカと日本〟を引き裂く。
徴兵を拒否した日系人のアイデンティティーの喪失と苦悩とは?
トランプ大統領が生まれたアメリカを知る若者から大人まで、読んでおきたい名著。

日系アメリカ人2世、ジョン・オカダが残した唯一の小説。
戦争によって〝日米〟という2つの祖国に引き裂かれたアイデンティティーの危機というテーマを真正面からとらえながら、同時に、「戦争、差別、偏見が消えることのない世界」への鋭い嫌悪の眼差しを向ける。1957年の出版当時は、評判にならず絶版。70年代にその価値が見直され復刊、2016年現在、全米で15万部を超えるロングセラーになっている。かつて日本で翻訳が出た当初は高い評価を得ながらも、結局のところ姿を消してしまった。それが“パールハーバー攻撃”から75年目の2016年末、とうとう新訳によって蘇った。歴史の教訓も忘れられたかのように、異質なものを排除し、他者に対する不寛容な空気が世界に広がるいま、自分は何者か、どう生きていくべきか、〝時代〟と〝国境〟を越えた普遍的な問いは、永遠の青春文学でもある。

アマゾン商品説明より

John Okada『No-No Boy』の新訳。

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『ノー・ノー・ボーイ』ジョン・オカダ、中山容訳(1979・晶文社)
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