『構造・神話・労働』クロード・レヴィ=ストロース、大橋保夫・三好郁朗・松本カヨ子・大橋寿美子訳(みすず書房)
新装版2008年
194頁
目次(収録作品)
I 講演
民族学者の責任
構造主義再考
神話とは何か
労働の表象
著者を囲むシンポジウム(大橋保夫)
II 対談
未開と文明
一民族学者のみた日本
あとがき 大橋保夫
1977年、レヴィ=ストロースは、国際交流基金の招きにより初めて来日し、6週間滞在した。本書は、滞日中におこなった講演、対話をすべて収録し、非公開のシンポジウムの記録を加える。民族学がはらむ問題を語った「民族学者の責任」をはじめ、「構造主義」「神話論」という構造主義人類学の方法論をわかりやすい言葉で語る、レヴィ=ストロース入門として格好の書。
出典:みすず書房公式サイト