スポンサーリンク

『フーコー・コレクション4 権力・監禁』(ちくま学芸文庫)

『フーコー・コレクション4 権力・監禁』ミシェル・フーコー、小林康夫・松浦寿輝・石田英敬編(ちくま学芸文庫)全6巻+別巻1巻

2006年
455頁




目次(収録作品)

GIP(監獄情報グループ)の宣言書
監獄についての調査、沈黙の鉄格子を打ち破ろう
歴史への回帰
大がかりな収監
知識人と権力
人民裁判について―マオイスト(毛沢東主義者)たちとの討論
監獄的監禁について
狂人の家
監獄についての対談―本とその方法
ミシェル・フーコー―哲学者の回答
地理学に関するミシェル・フーコーへの質問
医学の危機あるいは反医学の危機?
ソ連およびその他の地域における罪と罰
真理と権力
権力の眼
権力と知

五月革命以後の日々の中で、フーコーも急速に政治的活動を活発化させる。それに伴い、フーコーの仕事を貫く主題として「権力」の問題が前面に押しだされてきた。権力は「知」と共謀しながら、いかに規律社会に張り巡らされ、いかに作動してきたのか。コレクション第4巻「権力・監禁」は、政治参加の端緒のひとつ「監獄情報グループ」の宣言書、ドゥルーズとの対話「知識人と権力」ほか、『監視と処罰―監獄の誕生』を軸とした、人間矯正のテクノロジーへの批判の数々を収録する。

出典:筑摩書房公式サイト

本シリーズは、『ミシェル・フーコー思考集成』全10巻(筑摩書房)から主な作品を収めたもの。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange