『ミシェル・フーコー思考集成5 1974-1975 権力・処罰』ミシェル・フーコー、小林康夫・松浦寿輝・石田英敬編、監修:蓮實重彦・渡辺守章(筑摩書房)全10巻
2000年
487頁
定価:6,490円(税込)
目次(収録作品)
132 人間的本性について―正義対権力 (1974)〔※チョムスキー、エルダースとの討議〕
133 『中国の第二の革命』について (1974)
134 『中国の第二の革命』について (1974)
135 D・ビザンティオスについて (1974)
136 権力のメカニズムにおける監獄と収容所 (1974)
137 アッティカ刑務所について (1974)
138 セクシュアリテと政治 (1974)
139 真理と裁判形態 (1974)
140 反懐古趣味 (1974)
141 狂気、権力の一問題 (1974)
142 精神鑑定に関する座談会 (1974)
143 精神医学の権力 (1974)
144 序文―B・ジャクスン『彼らの監獄 アメリカの囚人たちによる自伝』に寄せる (1975)
145 手紙―M・クラヴェルに宛てる (1975)
146 狂人の家 (1975)
147 消防士が裏を明かす (1975)
148 政治とは、別の方法による戦争の継続である (1975)
149 哲学者たちは何を夢想しているのか? (1975)
150 フォトジェニックな絵画 (1975)
151 拷問から監房へ (1975)
152 尋問の椅子で (1975)
153 あるフランス人哲学者の見た監獄 (1975)
154 エクリチュールの祭典 (1975)
155 父の死 (1975)
156 監獄についての対談―本とその方法 (1975)
157 権力と身体 (1975)
158 マドリード行き (1975)
159 『マルグリット・デュラスについて』 (1975)
160 精神病院、性、監獄 (1975)
161 ラジオスコピー (1975)
162 狂人を装う (1975)
163 ミシェル・フーコー―哲学者の回答 (1975)
164 サド、性の法務官 (1975)
165 異常者―コレージュ・ド・フランス1974-1975年度講義要旨(1975)
米ソ二極の崩壊の激動の中で、ラディカルな社会批判と闘争を展開する思想家が、権力のメカニズムを鋭く撃つ―法と真理をめぐる白熱の講演「真理と裁判形態」、チョムスキーとの討論などを収録。
出典:筑摩書房公式サイト