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『カントの人間学』フーコー(新潮社)

『カントの人間学』ミシェル・フーコー、王寺賢太訳(新潮社)

2010年
229頁




目次(収録作品)

1 『人間学』の日付
2 前批判期とのかかわり
3 批判期後とのかかわり
4 使用=慣用の地平
5 心と精神ーカント哲学の本源的事実
6 鏡のなかの反復ー『純粋理性批判』と『人間学』
7 源泉・領域・限界ー超越論哲学への通路
8 体系的、大衆的
9 『人間学』の位置
10 人間学的錯覚と二〇世紀の哲学

人間とは何か? それは神と宇宙を媒介する第三の形象なのか? 日常的な「世界=世間」のなかで主体はなぜ逸脱し、失調するのか? 十八世紀末にカントが発した問いを、若きフーコーが、ハイデガーに抗して解き明かす。散逸を肯定せよ! フーコー哲学の原点ともいうべき書物が、半世紀の時をへて、ここにヴェールを脱ぐ。

出典:新潮社公式サイト

カントの人間学

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