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『エッセイ集 石井桃子コレクション5』(岩波現代文庫)

『エッセイ集 石井桃子コレクション5』石井桃子(岩波現代文庫)

2015年
432頁



愛する自然や暮らしのこと,子どもの本への思い,ミルンやアトリー,バートンのこと,忘れられない出会い…….生前刊行された唯一のエッセイ集を大幅に増補,未発表の2篇も収録する.著者の人柄と思索のにじむ滋味豊かな文章で,ゆるやかに生涯の歩みをたどる充実の一冊.巻末に著作リスト,年譜を付す.[解説]山田馨

出典:岩波書店公式サイト


目次(収録作品)

暮らしと自然
三月の花
山のさち
むらさき色のにおい
愛情の重さ
朝の散歩
家と庭と犬とねこ
カンナはとぐもの
三つのアルコール・ランプ
デザインはだれのために
静かな場所
日かげの花
ひとり旅
生きているということ
お花見は癖になる
新しい窓

子ども 子どもの本
子どもの本屋
プーと私
もっとやさしく
児童文学雑感
なつかしい「児童文庫」
「年中行事」に子供の夢
ひとりひとりの子ども
我を忘れてたのしむときを
あたたかいひと
「岩波少年文庫」創刊のころ(抄)
地下水のように
わが友ビル
「マザー・グース」は生きている
アンデルセンの生家をたずねて
未見の友
V・L・バートンの生活と彼女の来日
「せいめいのれきし」の著者からの賀状
“リアリズム”の大切さ
まだ掘りあてない鉱脈
秘密な世界
幼児の好奇心
子どもにとって,絵本とは何か
新しいおとな
中川御夫妻とのおつきあい
「こすずめのぼうけん」をめぐって
堀内さん
語り手マーシャ・ブラウン
あふれ出る本
子どもにうったえる文章
瀬田さん
夢残すオズボーン・コレクション
ディケンズに係わりのある思い出
「ピーター・パン」の生まれるまで
「ピーター・ラビットの絵本」を訳して
森に育まれた作家アトリー
ソナタのように美しい「小犬のピピン」
紅子せんせい礼讃
井伏さんとドリトル先生
自作再見「ノンちゃん雲に乗る」
A・A・ミルンの自伝を読む

忘れ得ぬ思い出
宮様の手
しゃけの頭
お正月の正体
みがけば光る
新鮮な子供の感受性
夏ちゃんから教わった犬かき泳ぎ
上野駅の三人
うまれ故郷
ウィラ・キャザー『迷える夫人』
私の「嵐が丘」
ぼんやり者と恋愛
ある友だち
太宰さん
友 情
灯火管制下のコーラス
お餅の思い出
「ノンちゃん牧場」中間報告
河野与一先生のこと
仏頂づらは不道徳
友だち
英語のいろいろ
「珍談」
講演と論文
ある機縁
ヘレン=T
自分と出会う
丑ちゃんの思い出
かつて来た道

未発表エッセイ
oldという言葉
花畑

解説 石井さんとの対話  山田馨

主要著作リスト
年譜

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