『科学と科学者のはなし―寺田寅彦エッセイ集』寺田寅彦、池内了編(岩波少年文庫)
2000年
283頁
目次(収録作品)
Ⅰ
瀬戸内海の潮と潮流
茶碗の湯
夏の小半日
蜂
蓑虫
新星
電車の混雑について
Ⅱ
塵埃と光
言語と道具
解かれた象
花火
線香花火
金米糖
雅楽
化け物の進化
Ⅲ
風呂の寒暖計
こわいものの征服
夏目漱石先生の追憶
思い出草
金曜日
藤の実
身長と寿命
Ⅳ
津浪と人間
涼味数題
科学者とあたま
音の世界
匂いの追憶
草をのぞく
人魂の一つの場合
昼顔
のうぜんかずら
Ⅴ
蓑虫と蜘蛛
蜂が団子をこしらえる話
鳶と油揚
冬夜の田園詩
蛆の効用
とんぼ
ほととぎすの鳴き声
電車の混雑には法則があるか? 虫たちはいったい何を考えているのか? 身近な自然や世の中の出来事を,細やかに観察しながら書きつづった明治の物理学者による科学エッセイ.
出典:岩波書店公式サイト