2009年
392頁
目次(収録作品)
道なき道
髪
表彰
女の橋
船場の娘
大阪の女
六白金星
アド・バルーン
世相
競馬
郷愁
二流文楽論
可能性の文学
解説 可能性の「織田作」 佐藤秀明
楢雄は頭も悪く,鈍臭く,ただ一つ蠅を獲るのが巧かった──.ずる賢く冷淡な兄,心根は優しいが強情な弟,身勝手でエゴイスティックな父,年とともに気弱になる母の関係を描いた「六白金星」のほか,大阪の庶民のねばり強い人生を描きつづけた織田作之助(1913-47)の戦後発表の代表作.(解説=佐藤秀明)
出典:岩波書店公式サイト