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『人間はどういう動物か』日高敏隆(ちくま学芸文庫)

『人間はどういう動物か』日高敏隆(ちくま学芸文庫)

2013年
205頁




目次(収録作品)

第1章 人間はどういう動物か(人間と動物/直立二足歩行/毛のないけもの ほか)
第2章 論理と共生(町の動物たち/都市緑化における触覚/計画と偶然の間 ほか)
第3章 そもそも科学とはなにか(動物行動学が提出した問題/ファーブルなんて「愚の骨頂」だった/ローレンツは時代の「すこし先」をいっていた ほか)

人のおっぱいはどうしてこういう形になったのか。一夫一妻の論理と流行のファッションとの意外な関係とは。少子化のコストベネフィット。戦争の背後にある、遺伝子に組み込まれた攻撃性とは別の「美学」の問題。科学と神はほんとうに対立するのか。―動物行動学の草分けとして長く第一線で活躍した著者が、あえて動物学的見地から「人間」を問う。言葉をもって概念を生み出すようになった人間は、どのような存在になったのだろうか。身近で多彩な例を引きつつ、表面的な現象の奥にある人間の行動論理を、やさしく深く考察する。

出典:筑摩書房公式サイト

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