『カルメン』メリメ(岩波文庫) 2019/6/8 2023/1/16 書籍データ 岩波文庫 『カルメン』メリメ、杉捷夫訳(岩波文庫) 改版1960 108頁 スペインを旅行中の考古学者は、ふとしたことから今は獄中にいる山賊ホセを知る。彼は形見の品を母親に渡してくれと頼んだのち、懺悔話を始めた。それは、純情な青年が情熱の女カルメンに翻弄され、闘牛士や彼女の情夫、果ては彼女まで殺してしまった悲しい話だった。歌劇とはまた異なる沈痛な激情に貫ぬかれたメリメの最高傑作。 本書表紙(カバー)より [関連] 『カルメン』メリメ、堀口大学訳(新潮文庫) カルメン (岩波文庫 赤 534-3) amazon 楽天 こちらの記事もどうぞ『森鴎外全集』(ちくま文庫)『ミシェル・フーコー講義集成』(全13巻)『正史 三国志』陳寿(ちくま学芸文庫)『坂の上の雲』司馬遼太郎(文春文庫)『完訳 アンデルセン童話集』(岩波文庫)『食卓の賢人たち』アテナイオス(京都大学学術出版会)(全5巻)『城下の人 新編・石光真清の手記(一)』(中公文庫)『新版 うつほ物語 現代語訳付き』(角川ソフィア文庫)