『アラブとイスラエル―パレスチナ問題の構図』高橋和夫(講談社現代新書)
1992年
264頁
目次(収録作品)
1 パレスチナへーユダヤ人国家イスラエルの成立
2 米ソの中東進出とスエズ危機
3 イスラエルの軍事力
4 パレスチナ解放運動の変遷
5 第4次中東戦争と石油危機
6 イスラエル社会の変貌
7 レバノン戦争の構図
8 ペレストロイカの影
9 インティファーダー占領下の民衆蜂起
10 湾岸戦争とパレスチナ問題ーさまざまな「リンケージ」
11 中東和平国際会議のゆくえ
宿命の地=カナン(パレスチナ)を舞台にくり返された、長く根深い対立の歴史。流血の抗争はなぜ起こったのか? 宗教や民俗紛争、石油資源をめぐる思惑、難民問題など、複雑にもつれた中東問題を、国際政治のダイナミズムの中に位置づけ、解明する。
出典:講談社BOOK俱楽部