スポンサーリンク

『風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇』坂口安吾(岩波文庫)

『風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇』坂口安吾(岩波文庫)

2008年
420頁




目次(収録作品)

ふるさとに寄する讃歌
石の思い
おみな
風と光と二十の私と

二十一
篠笹の陰の顔
青い絨毯
天才になりそこなった男の話
流浪の追憶
二十七歳
いずこへ
三十歳
魔の退屈
勉強記
オモチャ箱
私は海を抱きしめていたい
わが思想の息吹

安吾、安吾、安吾―安吾とはいったい誰か。坂口炳五はいかにして安吾になったのか。〈求道者・安吾〉、〈落伍者・安吾〉、そして何よりも〈作家・安吾〉。冷徹に現実を見つめる〈鬼の目〉、そして〈いたわりの視線〉。安吾にとって、自伝的作品を書くことは、自分の思想や生き方と自分の過去との全面的対決であった。(年譜・解説=七北数人)

本書表紙(カバー)より


[関連]
『風と光と二十の私と』坂口安吾(1988・講談社学術文庫)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange