2012年
248頁
目次(収録作品)
第1章 八割の人が「平穏死」できない理由
第2章 「口から食べられなくなったら」-胃ろうの是非を考える
第3章 「老い」は病気か
第4章 終末期医療と介護のカベ
第5章 「平穏死」は殺人か
第6章 「看取り」と向き合う
第7章 生き方の大きな変革
なぜ8割の人が安らかに死ねないのか。本人の意思を確認できないまま、老衰末期の高齢者に胃ろうなどの人工栄養が機械的に処置されている現実。医療の進歩と行き過ぎた延命至上主義が私たちから穏やかな死を奪う。このままでいいのだろうか?外科医から特養の常勤医へ転身した著者の「往生の哲学」が、いずれ死を迎える私たちすべてに生き方への深遠な問いを投げかける。
アマゾン商品説明より