スポンサーリンク

『万民の法』ジョン・ロールズ(岩波現代文庫)

『万民の法』ジョン・ロールズ、中山竜一訳(岩波現代文庫)

2022年
418頁




目次(収録作品)

万民の法
 序説
 第Ⅰ部 理想的理論(その1)
  1 現実主義的ユートピアとしての万民の法
  2 なぜ民衆であって国家ではないのか
  3 二つの原初状態
  4 万民の法の諸原理
  5 民主的平和とその安定性
  6 リベラルな諸国民衆の社会 ― その公共的理性

 第Ⅱ部 理想的理論(その2)
  7 リベラルではない諸国民衆への寛容
  8 良識ある階層社会民衆への拡張
  9 良識ある諮問階層制
  10 人権
  11 万民の法の手続きにかんするコメント
  12 結論的考察

 第Ⅲ部 非理想的理論
  13 正義の戦争にかんする理論 ― 交戦権
  14 正義の戦争にかんする理論 ― 戦争の遂行方法
  15 重荷に苦しむ社会
  16 各国民衆間の分配的正義について

 第Ⅳ部 結論
  17 公共的理性と万民の法
  18 現在の社会的世界との宥和

公共的理性の観念・再考
  1 公共的理性の観念
  2 公共的理性の内容
  3 民主制における宗教と公共的理性
  4 公共的政治文化にかんする広い見方
  5 基本構造の一部としての家族について
  6 公共的理性にかんする疑問
  7 結論

二十世紀最大の法哲学者・政治哲学者ジョン・ロールズの最晩年の主著。『正義論』で打ち出した「公正としての正義」の構想を世界規模に広げ、平和と正義に満ちた「万国民衆の社会」はいかにして実現可能かを追究。正義の戦争は正当化できるか、恵まれた社会はどこまで他国を援助できるか。「公共的理性の観念・再考」併載。

出典:岩波書店公式サイト


[関連]
『万民の法』ジョン・ロールズ、中山竜一訳(2006・岩波書店)単行本、定価:3,960円(税込)
amazon

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange