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『政治的リベラリズム 増補版』ジョン・ロールズ(筑摩書房)

『政治的リベラリズム 増補版』ジョン・ロールズ、神島裕子・福間聡訳、川本隆史 解説(筑摩書房)

増補版2022年
704頁




目次(収録作品)

第1部 政治的リベラリズム―基本的要素
(基底的諸理念/市民の能力とその代表・再現/政治的構成主義)

第2部 政治的リベラリズム―三つの主要理念
(重なり合うコンセンサスの理念/正の優先権と善の諸理念/公共的理性の理念)

第3部 制度的枠組み
(主題としての基礎構造/基本的諸自由とそれらの優先権/ハーバーマスへの返答)

第4部 公共的理性の理念・再考
(「公共的理性の理念・再考」への導入/公共的理性の理念・再考(1997))

相対立する多様な世界観によって分断された人びとの間に、どうすれば正義にかなった安定的な社会を築くことができるだろうか―。本書は、現代世界に突きつけられたこの難問に、“公正としての正義”の構想をみずから修正し、答える試みである。“重なり合うコンセンサス”“公共的理性”“穏当な包括的世界観”といった鍵となる理念を駆使し、ロールズが提唱する「正義の政治的構想」とはいかなるものか。分野を超えて世界的なインパクトをもたらした『正義論』を刷新する後期ロールズの理論的集大成、ついに邦訳刊行!

出典:筑摩書房公式サイト

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