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『古代への情熱―シュリーマン自伝』(岩波文庫)

『古代への情熱 シュリーマン自伝』シュリーマン、村田数之亮訳(岩波文庫)

改版1976年
201頁




目次(収録作品)

第一版のはしがき

一 少年時代と商人時代(一八二二─六六)
二 最初のイタカ、ペロポネソス、トロヤ旅行(一八六八─六九)
三 トロヤ(一八七一─七三)
四 ミケネ(一八七四─七八)
五 トロヤ、第二回と第三回発掘(一八七八─八三)
六 ティリンス(一八八四─八五)
七 晩年(一八八五─九〇)
八 シュリーマン略年譜

トロヤ戦争の物語を絵本で読んだ少年シュリーマン(1822‐90)は、美しい古都が必ず地下に埋もれていると信じその発掘を志す。長年にわたる猛烈な勉学と経済的苦闘をへて、ついに独力でトロヤの遺跡を発見、少年の日の夢を実現する。いかなる環境にあっても自己の目標と希望を見失わず努力しつづけた意志と情熱の生涯が小説以上の面白さで語られる。

本書表紙(カバー)より


[関連]
『古代への情熱―シュリーマン自伝』シュリーマン、関楠生訳(改版1977・新潮文庫)

『古代への情熱』H.シュリーマン、池内紀訳(2023・角川ソフィア文庫)

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