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『こんな「歴史」に誰がした』渡部昇一・谷沢永一(文春文庫)

『こんな「歴史」に誰がした 日本史教科書を総点検する』渡部昇一・谷沢永一(文春文庫)

2000年2月10日第1刷発行
294頁
定価:607円(税込)




目次(収録作品)

第1章 古代史 “日本人らしさ”の無視ーなぜ天皇を大王と呼び、『記紀』を黙殺するのか
第2章 平安朝文化を過小評価する「無知」-日本民族の「刷込み」を説かずして歴史は語れない
第3章 虚偽と悪意の連続 元寇と朝鮮征伐―なぜ“現代の常識”で過去を裁くのか
第4章 “江戸260年の遺産”を黙殺する教科書―日本人のユニークさを発見することこそ、歴史家の責務
第5章 中国人・韓国人のための明治史―明治維新の世界史的意義を抜きに、何も語れない
第6章 “一揆史観”は歴史にあらず―教科書に隠された「悪魔の思想」を明かす
第7章 反日教科書 誰が真犯人か―その害毒は、酸性雨のごとく日本の青少年の心を蝕む

解説 田久保忠衛

英語学者・評論家の渡部昇一と書誌学者・評論家の谷沢永一との対談本。
中学校の歴史(社会科)の教科書における問題のある記述を俎上にあげ批判している。
歴史を学ぶのになかなかよい本。我が国の歴史の教科書はこんなにお粗末なものなのかと情けなく思わされる。
ただ、歴史教科書批判の本としては『国民の油断』の方が優れる。

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