『民事および刑事立法論』ジェレミー・ベンタム、E・デュモン編、長谷川正安訳(勁草書房)
1998年
855頁
定価:18,700円(税込)
目次(収録作品)
緒論(デュモン)
立法の諸原理
立法大全の概観
民法典の諸原理
第1部 民法の諸対象
第2部 所有の諸権利が開始し、終了する法的手段について
第3部 様々な私的身分と結びついた権利と義務
刑法典の諸原理
第1部 違法行為について
第2部 違法行為の悪に対する政治的救済策
第3部 刑罰について
第4部 違法行為を防止する間接的諸手段について
パノプチコン
法律の公布 法律の理由の公布
刑法典 ― 特別の項目
立法に関する時と所の影響について
解説
「立法のスミス」といわれたベンタムの主著『立法論』三巻の日本で最初の完訳。モンテスキュー『法の精神』、ベッカリア『犯罪と刑罰』をしのぐ、法思想史上古典中の古典であり、資本主義法の本質を「最大多数の最大幸福」の立場から明らかにする。民法、刑法、憲法の理論に関心のある者必読。
アマゾン商品説明より