『古代人と死―大地・葬り・魂・王権』西郷信綱(平凡社ライブラリー)
2008年
414頁
目次(収録作品)
ノミノスクネ考/地下世界訪問譚/古代的宇宙の一断面図―「大祓の詞」を読む/三輪山神話の構造―蛇身の意味を問う/諏訪の神おぼえがき―縄文の影/姨捨山考/黄泉の国とは何か/天皇天武の葬礼―一つの政治的劇場
大地の豊饒をもたらす蛇―縄文の影、黄泉の国・根の国、地下にまた海の果てに死者が向かい扉が追いやられる世界の構成、魂が死者の肉体から離脱しきるまでのモガリの時間―古代人の死をめぐる経験の構造とその変容を、神話と歴史を読み解きさぐり当てる。名著『古代人と夢』の姉妹編。
アマゾン商品説明より
[関連]
『古代人と死―大地・葬り・魂・王権』西郷信綱(1999・平凡社選書)361頁
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『西郷信綱著作集 記紀神話・古代研究2 古代人と夢』(2012・平凡社)
(『古代人と夢』と姉妹編『古代人と死』を収録)
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[参考]
『古代人と夢』西郷信綱(平凡社ライブラリー)