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『ベンサム』山田英世(清水書院)

『ベンサム』(Century Books―人と思想16)山田英世(清水書院)

新装版2014年
192頁




目次(収録作品)

1 ベンサムの生涯
  孤独な「哲学者」
  波乱の青春
  みのり多き時代
  隠者の夕暮れ

2 ベンサムの思想
  功利の原理
  政治と教育
  経済思想
  アジアとベンサム
年譜

何が正で,何が不正であるかを決める基準は,人によって道徳,常識,悟性,あるいは正義の法,自然法などとちがうが,ベンサムは「功利」こそ最も適切な基準であると説いた。そして彼は功利の原理によって,広く人間性にかかわる諸分野に考察を進め,幸福の概念を明白なものとし,「最大多数の最大幸福の原理」を確立した。

出典:清水書院公式サイト

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