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『渡部昇一の戦国史入門―頼山陽「日本楽府」を読む』(PHP文庫)

『渡部昇一の戦国史入門―頼山陽「日本楽府」を読む』渡部昇一(PHP文庫)シリーズ全3巻

2015年1月21日第1版第1刷
352頁
定価:770円(税込)




目次(収録作品)

第47闋 烏鬼舞(うきのまひ)―赤松満祐の反逆
第48闋 頭戴脚(かうべにあしをいただく)―応仁の乱勃発の背景
第49闋 新國君(しんこくくん)―下剋上の時代
第50闋 蘆雜茆(ろばうにまじる)―三好長慶から松永久秀へ
第51闋 攬英雄(えいゆうをとる)―北條早雲出現の背景
第52闋 破戒頭陀(はかいのづだ)―大内氏を滅亡に導いたもの
第53闋 胡蝶軍(こてふぐん)―倭寇の血をひく鄭成功の活躍
第54闋 筑摩河(ちくまかは)―川中島の合戦で消費されたエネルギー
第55闋 皮履兒(ひりのじ)―北国の虎・上杉謙信
第56闋 吉法師(きつぱふし)―織田信長のバックボーン
第57闋 桶子峡(とうしかふ)―桶狭間の戦い、なぜ成功したか
第58闋 両雄頭(りやうゆうのかうべ)―織田信長と浅井・朝倉
第59闋 天目山(てんもくざん)―武田氏、天目山に散る
第60闋 餡饅頭(まんぢゆうをくらふ)―豪傑・荒木村重の運命
第61闋 本能寺(ほんのうじ)―織田信長、本能寺に散る
第62闋 挐鞋奴(だあいど)―「天下筋」の手相を持った男・豊臣秀吉
第63闋 罵竜王(りようわうをののしる)―豊臣秀吉はなぜ、天下をとれたか
第64闋 碧蹄駅(へきていえき)―文禄の役と小早川隆景の活躍
第65闋 夜叉来(やしやきたる)―加藤清正をめぐる様々な逸話
第66闋 裂封冊(ほうさくをさく)―朝鮮出兵と織豊時代の終焉

付 日本楽府の研究 福山天蔭(旧字旧かな)

著者は、英語学者、評論家。(1930-2017)

本書は、頼山陽の漢詩『日本楽府』を訳し解説したもの。頼山陽は、江戸時代の歴史家、漢詩人で、『日本楽府』は彼がわが国の歴史から絵(詩)になる場面を詠じ、それを時系列順に全66闋(けつ)にまとめたもの。

本書は、「戦国時代篇」として第47から第66闋までを収めている。
下剋上の時代で、前著の「中世篇」よりさらに親族同士や主君と家臣の裏切り裏切られが錯綜している。その部分がおもしろくなかった。

[関連]
『日本史の真髄3―頼山陽の日本楽府を読む[戦国・織豊時代篇]』渡部昇一(1994・PHP研究所)(単行本)
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『甦る日本史〈3〉戦国・織豊時代篇―頼山陽の日本楽府を読む』渡部昇一(1996・PHP文庫)
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