『日本人の歴史観―黒船来航から集団的自衛権まで』岡崎久彦・北岡伸一・坂本多加雄(文春新書)
2015年9月20日第1刷発行
220頁
定価:858円(税込)
目次(収録作品)
はじめに(北岡伸一)
第1章 一八五三(嘉永六)年~一八九五(明治二十八)年―黒船来航から日清戦争まで
第2章 一九〇四(明治三十七)年~一九四五(昭和二十)年―日露戦争から大東亜戦争まで
第3章 一九四五(昭和二十)年~一九八〇(昭和五十五)年―占領期から「六〇年体制」期まで
第4章 一九八九(昭和六十四)年~二〇〇二(平成十四)年―“空白の十年”、そして未来へ
終章 二〇〇二(平成十四)年~―国家を動かすエリートの役割(北岡伸一)
本書は、元大使で評論家の岡崎久彦と政治学者の北岡・坂本の鼎談。
『諸君!』2002年7月号に発表されたものを一書にしたもの。
書名の「歴史観」については語っていない。筆者はそれに期待して本書を手にとったので期待外れ。
日本近現代の政治や外交についての雑談。