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『詐欺師入門』デイヴィッド・W・モラー(光文社未来ライブラリー)

『詐欺師入門―騙しの天才たち、その華麗なる手口』デイヴィッド・W・モラー、山本光伸訳(光文社未来ライブラリー)

2023年
432頁




目次(収録作品)

第1章 「信用詐欺師」の醍醐味
(カモのほうから札束を差し出す―これこそ「詐欺」という芸術)

第2章 舞台装置をつくる
(念入りに準備された架空の劇場「ビッグ・ストア」は最高の稼ぎ場所)

第3章 カモの“欲”につけ込む
(騙したことにも気づかれない、「ビッグ・コン」三つの華麗な成功例)

第4章 カモを分析する
(巧みな「おとり」のテクニックに見るいいカモの見分け方、引っかけ方)

第5章 一流になるための条件
(この世界で成功する鍵はセンス、演技力、そしてやる気)

第6章 日常生活の送り方
(いつも魅力的な紳士を演じ、スマートな生き方を心がける)

第7章 いざというときの保険
(“金を掴ませる”のが最良の方法―フィクサーを通して安全を買う)

第8章 小銭もマメに稼ぐ
(大仕事の合間の貴重な収入源「ショート・コン」こそ基本)

第9章 専門用語に精通する
(仲間意識を育み、仕事を円滑化―この世界の隠語を身に付ける)

名著復刊に寄せて ルク・サンテ
信用詐欺用語辞典

カモの携行する金をだまし取る「ショート・コン」から、大がかりな舞台演劇のごとき「ビッグ・コン」まで、20世紀初頭にアメリカの都市で発展した信用詐欺の多彩な手口を紹介し、詐欺師たちの驚くべき生態に迫る。その手口のほとんどは時代とともに廃れたが、詐欺の根幹をなしている心理的な騙しのテクニックは、現代的な詐欺の多くにも引き継がれている。映画『スティング』の元ネタとなった名作、ついに文庫化。悪用厳禁!

楽天ブックス商品説明より

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