『英霊の言乃葉(1) 社頭掲示集第一輯 昭和35年8月~昭和42年12月』(靖国神社社務所)
1995年1月1日第1版発行
130頁
定価:500円(税込)
目次(収録作品)
昭和35年
愛児への便り 海軍大尉・植村真久
昭和36年
遺詠 陸軍少尉・山川弘至
昭和37年
最後の日記 海軍大尉・市島保男
遺詠
陸軍少尉・山岸久雄
陸軍少尉・山隅観
海軍中尉・松吉正資
海軍大尉・深沢恒雄
陸軍軍曹・峰谷博史
海軍少尉・井上長
昭和38年
遺詠
伴林光平
野村望東尼
頼三樹三郎
佐久良東雄
陣中日記 海軍少佐・中西斎季
両親と面会 海軍大尉・安達卓也
遺書 陸軍曹長・佐藤源治
遺書 海軍大尉・溝口幸次郎
死の覚悟 海軍少佐・古川正崇
戦場より愛児への手紙 陸軍大尉・棚橋順一
昭和39年
遺詠
海軍上等水兵・弓野弦
海軍大尉・石川延雄
陸軍中尉・折口春洋
海軍中尉・西田高光
靖国の社頭で 海軍少佐・永尾博
海軍少佐仁科関夫命の母の手記「最後の帰省」
硫黄島栗林兵団長より大本営宛 最後の電報
海底の遺書 海軍少佐・黒木博司
書き遺す言の葉 陸軍大尉・堀本武男
遺言状 海軍少佐・吹野匡
妻への手紙 海軍大尉・古河敬生
最後の手紙 海軍中尉・岸文一
戦地より愛児への葉書 陸軍兵長・柴田勝見
グァム島の遺書 海軍軍属・石田正夫
バタビヤの悲歌 陸軍憲兵少佐・長幸之助
昭和40年
御祭神の歌
海軍少佐・黒木博司
陸軍中将・那須弓雄
陸軍大将・山下奉文
遺族の歌
静岡県 尾崎芳
長野県 岡戸広治
東京都 岩城町子
沖縄の戦陣より妻へ 陸軍中尉・渡辺研一
南十字星に祈る 陸軍軍属・松下八寿雄
出撃に際して倫子、生まれる愛子へ 陸軍少佐・渋谷健一
検事に申出た最後の希望 陸軍大尉・前田利貴
遺児の声 陸軍工兵上等兵 川口熊市命の長男・川口忠信
一億の号泣 高村光太郎
母への遺言 海軍軍属・滝原清
世紀の遺書に寄す 武者小路実篤
兵舎の夢 陸軍兵長・森下清香
南の戦線に征くとき妻に遺す 陸軍歩兵伍長・篠崎二郎
昭和41年
「ガ島」の春 陸軍大尉・若林東一
妻子への最後の手記 陸軍憲兵大佐・大田清一
子供の養育をたのむ 陸軍兵長・志水正義
手紙が欲しい 陸軍薬剤中尉・有馬亮三郎
遺稿 中支派遣参謀部嘱託・黒沢次男
訣別 陸軍大尉・米津芳太郎
獄窓の遺書 海軍兵曹長・真鍋茂雄
特攻機上より訣別の無電 海軍中尉・宇垣纏
子供の手形が欲しい 陸軍兵長・緒方誉津雄
出撃に際し妻への訣別 海軍大尉・佐藤章
水漬く屍……海底の遺書 海軍少佐・樋口孝
ハワイ作戦の首途に遺す 海軍飛行兵曹長・長井泉
昭和42年
子供に正月の着物でも買つて下さい 陸軍軍曹・杉村菊雄
妻よ、ゆるせ 陸軍上等兵・吉田貢道
ああ同期の桜……特攻隊員の手記 海軍大尉・岡部平一
応召に際し嬰児に遺す 陸軍上等兵・西山進
今日限りの日記 海軍中尉・沢田泰男
遺骨は、お母さんに抱かれたい 陸軍伍長・河野宗爾
子供の顔がみたい 陸軍兵長・江越国広
最後の手紙「のみさしのタバコは父上がのんで下さい」 陸軍少尉・近田斎
出撃を前に 海軍大尉・伊藤英次
母の祈り 海軍一等飛行兵曹 富田正士命の母・富田ヨシノ
友に遺す 特攻隊員の手紙 海軍中尉・小森寿一
出征に際し愛児に訓す 海軍兵曹長・田中勝
本書は、靖国神社社頭に掲示された英霊の遺書・遺詠、遺族の書簡等を冊子に編集したもの。
『英霊の言乃葉』(靖国神社のウェブサイト)