『新書版 性差(ジェンダー)の日本史』国立歴史民俗博物館 監修、「性差の日本史」展示プロジェクト編(インターナショナル新書)
2021年
224頁
目次(収録作品)
プロローグ 倭王卑弥呼
第1章 古代社会の男女
第2章 中世の政治と男女
第3章 中世の家と宗教
第4章 仕事とくらしのジェンダー 中世から近世へ
第5章 分離から排除へ 近世・近代の政治空間とジェンダーの変容
第6章 性の売買と社会
第7章 仕事とくらしのジェンダー 近代から現代へ
エピローグ ジェンダーを超えて―村木厚子さんに聞く
日本のジェンダー1800年の旅へ
2020年秋、国立歴史民俗博物館で開催され、注目を集めた「性差(ジェンダー)の日本史」展の内容をダイジェスト。展示の見所を解説した、読みやすい新書にしました。古代から現代までのジェンダーを示す貴重な資料130点の図版を掲載。
執筆は第一線で活躍する歴史研究者たちによるものです。無意識のうちに私たちを強く捉えているジェンダー。その歴史は驚きと発見に満ちています。
日本の歴史のなかで「男」と「女」という区分はいつ、どのようにして生まれたのか?
日本の社会のなかでジェンダーがどのような意味を持ち、どう変化してきたのか?
ジェンダーをめぐる悩み・葛藤――歴史のなかに自分をおいてみると、その先がみえてくる!出典:集英社インターナショナル公式サイト