『お伽の国―日本 海を渡ったトルストイの娘』アレクサンドラ・トルスタヤ、ふみ子・デイヴィス訳(群像社)
2007年
204頁
定価:2,200円(税込)
目次(収録作品)
お伽話の始まり
尾行
萌し
日本芸術
講演旅行
千円
学生
剣道
村
米
秘められた美
徳冨さん
一灯園という宗派
侍
教授の家族
人力車
医者
桜
「えた」
進歩的な女性達
ソ連への帰国拒否
さようなら、お伽の国―日本
文豪レフ・トルストイの末娘として貴族の家柄に生まれ、父の死出の旅に立ち会ったアレクサンドラ。戦争、革命、投獄、母の死をのりこえ、革命後のソ連に絶望して日本に脱出したアレクサンドラが、アメリカに亡命を決意するまでの二年近くを過ごした昭和初期の“お伽の国”。父の永遠の思想の実現に人生を捧げた娘が見た貴重な日本滞在記。
アマゾン商品説明より