2023年
416頁
目次(収録作品)
はじめに 早藤眞子(渡部昇一長女)
Ⅰ
天皇について 国体は何度も変った
戦後啓蒙のおわり・三島由紀夫
小佐野賢治考
Ⅱ
文科の時代 日本民族の可能性
腐敗の効用 ある時代への葬送曲として
甲殻類の研究
労働について 乞食と奴隷の間
Ⅲ
なぜ英国病が生れたか
英語教育考 亡国の「英語教育改革試案」
新聞の向上? 楚人冠「最近新聞紙学」を読む
歴史と「血の論理」
解説 谷沢永一(関西大学元名誉教授)
この度、ここに収められたエッセイは通称初期三部作と呼ばれた『文科の時代』1974、『腐敗の時代』1975、『正義の時代』1977(いずれも文藝春秋)の三作から『「時代」を見抜く力』2020(育鵬社)の中に収まらなかったものを主に、今、正に読まれるべきと痛感されるものを再び納めたものであります。
また、谷沢永一先生が1990年代前半に、これら三部作が一冊ずつ、PHP研究所から文庫本として再版されるにあたり、三作全部に解説を寄せて下さった―これも三編とも一緒に納めました。(略)
「はじめに」早藤眞子(渡部昇一長女)より出典:青志社公式サイト
[関連]
『文科の時代』渡部昇一(PHP文庫)
『正義の時代』渡部昇一(PHP文庫)
『腐敗の時代』渡部昇一(PHP文庫)
『「時代」を見抜く力』渡部昇一(扶桑社)