『トランクの中の日本―米従軍カメラマンの非公式記録』ジョー・オダネル、聞き書き:ジェニファー・オルドリッチ、平岡豊子訳(小学館)
1995年6月10日初版第1刷発行
115頁
定価:2,750円(税込)
大型本
目次(収録作品)
戦争は終わった!そして日本へ。
「君の任務は上陸の模様をカメラにおさめることだ」
水平線に蟻のような黒い点々が現れ始めた。
あたりの空気はこげ臭く、空は淡い灰色にもやっていた。
その晩、招待を受けて市長宅を訪れた。
おもしろそうなものを見つけてはシャッターを切った。
「墜落した飛行士も気の毒な死者のひとりですよ」
福岡の海兵隊の新しい司令部ができることになった。
奇妙な老人の言葉を忘れずに。
なんとか現像してみよう。〔ほか〕
本書は、終戦後の広島や長崎の被災の様子や人々などを米軍のカメラマンが撮影した写真集。それぞれの写真についての回想が付されている。
亡くなった幼い弟をおんぶし火葬の順番を待つ「焼き場に立つ少年」(Wikipedia)が収められているので知られる写真集。著者の文章もよい。おすすめの良書。