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『したたかな植物たち』多田多恵子(ちくま文庫)

『したたかな植物たち あの手この手の㊙大作戦 春夏篇』多田多恵子(ちくま文庫)

2019年
219頁

目次(収録作品)

昭和タンポポ合戦
サクラソウの教え
スミレの繁殖大作戦
カタバミのハイテク生活
マムシグサの性遍歴
アジサイの花色魔法
ツユクサの用意周到
クローバーの主導権
ネジバナの螺旋階段
ドクダミの護身術
真夏の夜の夢 オオマツヨイグサ
イヌビワの花中綺譚
ヘクソカズラの香り

植物は、動けないからこそ、生きのびるためのテクニックを磨いてきました。たとえばカタバミは、化学テクノロジーを駆使した防衛を発達させ、花は「光センサー」を、葉は「撥水加工」や「開閉装置」を装備。タネは「振動感知器」をそなえます。まさにスペック最強の植物なのです―。スミレ、ネジバナ、マムシグサなど、身近な植物のあっと驚く私生活と巧みな戦略を、美しいカラー写真を交えて人気の植物学者が解説。道端のワンダーランドへご招待!

出典:筑摩書房公式サイト


『したたかな植物たち あの手この手の㊙大作戦 秋冬篇』多田多恵子(ちくま文庫)

2019年
256頁

ヒガンバナの汚名
オオバコの生きる道
セイタカアワダチソウ盛衰史
カエデが色めき立つとき
絞殺魔ガジュマル
オナモミの家出
ヤドリギの寄生生活
マンリョウの深謀遠慮
フクジュソウの焦燥
ツバキの赤い誘惑
フキノトウの男女交際
ナズナの離れ業
スギナのサバイバル術

植物は、動けないからこそ、動物とは全く違う戦略をとり、技を磨いてきました。秋冬篇では、踏まれることを利用して生きるオオバコ、わざとまずい味を仕込む赤い実のマンリョウ、他者を踏み台にする絞め殺し植物のガジュマルなどを紹介します。植物たちのしたたかな生き方からは、人生哲学や経済法則も見えてくる!? さあ、道端のワンダーランドへご招待!

出典:筑摩書房公式サイト

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