2012年
346頁
定価:691円(税込)
目次(収録作品)
序章 “ひとりぼっち”が増え続ける日本
第1章 追跡「行旅死亡人」―わずか数行にまとめられた人生
第2章 薄れる家族の絆―「引き取り拒否」の遺体の行方
第3章 単身化の時代―「生涯未婚」の急増
第4章 社縁が切れた後に―疑似家族に頼る人々1
第5章 “おひとりさま”の女性たち―疑似家族に頼る人々2
第6章 若い世代に広がる“無縁死”の恐怖―ツイッターでつぶやく将来の不安
第7章 絆を取り戻すために―二度の人生を生きた男
第8章 消えた老人たち―相次ぐ高齢者の所在不明
第9章 無縁社会から結縁社会へ―新しい「つながり」を求めて
身元不明で「行旅死亡人」となった男の意外な人生、家族に引き取りを拒否された遺体の行方、孤独死の現場を整理する「特殊清掃業者」。年間三万二千件にも及ぶ無縁死の周辺を丹念に取材し、血縁、地縁、社縁が崩壊した現代社会へ警鐘を鳴らす。菊池寛賞受賞のNHKスペシャルに「消えた老人たち」など新章を加え、完全文庫化。
楽天ブックス商品説明より
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