スポンサーリンク

『誰が命を救うのか―原発事故と闘った医師たちの記録』鍋島塑峰(論創社)

『誰が命を救うのか―原発事故と闘った医師たちの記録』鍋島塑峰(論創社)

2020年
228頁




目次(収録作品)

第1章 現地医療体制の機能不全
第2章 死角を突かれたDMAT
第3章 避難をめぐって迫られた選択
第4章 うやむやになった助言
第5章 救出作戦が招いた悲劇
第6章 “安全神話”の崩壊
第7章 立ち上がる医師たち
第8章 原発直下の“決死隊”
第9章 いまも続く原子力緊急事態宣言

「最悪のシナリオも……」とある医師は語った。
「十分に対応できなかった……」と別の医師は語った。
福島第一原発の事故が発生したとき、被ばく医療の準備はまったく整っていなかった。国の指揮命令系統も混乱を極めていた。原発の「安全神話」があったからだ。 危機的状況が続くなか、原発事故の直後から現地に入っていた医師たちがいた。汚染された住民の対応や、爆発で負傷した自衛隊員の治療など、最前線の医師たちには、命をめぐる重い判断がゆだねられた。医療現場のすさまじい実態と、そこで奔走した医師たちの壮絶な一〇日間の記録。
第56回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞 第62回日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞) 第39回「地方の時代」映像祭2019 放送局部門優秀賞 2020 ワールド・メディア・フェスティバル(ドキュメンタリー:医学部門)金賞 数々の賞に輝いたNHKのETV特集『誰が命を救うのか』が待望の書籍化!

出典:論創社公式サイト

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

Secured By miniOrange