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『長崎から江戸へ 1861年日本内地の旅行記録』ラザフォード・オールコック(露蘭堂)

『長崎から江戸へ 1861年日本内地の旅行記録』ラザフォード・オールコック、山本秀峰訳(露蘭堂)

2011年
153頁
定価:3,300円(税込)




目次(収録作品)

長崎から江戸へ―一八六一年日本内地の旅行記録
(旅行の目的/長崎街道ー長崎から下関へ/兵庫、大坂、奈良、伊賀、伊勢)

英国議会報告書日本情勢に関する書簡 オールコック氏からラッセル卿宛

チャールズ・ワーグマンイラストレイテッド・ロンドン・ニュース記事
(日本の生活/日本でのスケッチ/日本の九州横断騎馬旅行/日本の旅大坂から江戸)

西洋人初の富士登山をした初代英国公使の見た幕末日本。長崎街道、瀬戸内海、兵庫、大坂、奈良、伊賀、伊勢、東海道1ヶ月の騎馬旅行で見た日本の自然、風土、人々の生活。ヴィクトリア期知識人の鋭い視点で見た幕末日本の政治・経済・社会それは開国期イギリスの対日政策にどのような影響を与えたか。オールコックの公刊記録(王立地理学協会雑誌1862年刊)、英国外務省ラッセル卿宛報告書簡(英国議会報告書日本情勢に関する報告)を全訳。同行した画家チャールズ・ワーグマンが描いた豊富な挿絵、旅行記事を掲載。

アマゾン商品説明より


われわれは、いつ終わるとも知れない暴力の脅威に我慢ならない状況にあり、すべての西洋人がこれから長い年月ここで生きていかなければならないのだが、わたしは、この国の大部分の国民の偉大な徳に対して誤った判断をしかねないことを恐れる。日本人は、非常に忍耐強く、不屈である。土地を見事に耕作しているだけではなく、倹約をし、不満をいうこともなく、そして気立ての良い人々である。従順で、我慢強く、そしてどうみても統治しやすく、私がそのなかに生きていく運命にあることを幸いなるものにしうる民族である。
(オールコック 本書より)

出典:露蘭堂公式サイト

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