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『南方熊楠全集3』(平凡社・全12巻)

『南方熊楠全集3 雑誌論考Ⅰ』南方熊楠、監修:岩村忍・入矢義高・岡本清造、校訂:飯倉照平(平凡社・全12巻、10巻・別巻2巻)

1971年
618頁
定価:6,407円(税込)




目次(収録作品)

「東洋学芸雑誌」
 オリーヴ樹の漢名
 ダイダラホウシの足跡
 寄書
  ペストと鼠の関係
  「桜の記」
  動物の保護形色
  言葉のかずかず
  幽霊に足なしということ
  人名を氏の義に連ねて命ずること
  飛行機の創製
  「鼠の嫁入り」の話について
 質問
  ホトトギスについて
  本邦産淡水生紅藻について
  再び本邦産淡水生紅藻について
  梅について
  芸州吉田川の食用藻について
  油木について、並びにトネリコについて
  葉なき蘚について
  カシノキ数種について
  熊野産顕花植物および羊歯数種について

「早稲田文学」
 『大日本時代史』に載する古話三則

「人類学雑誌」
 涅歯について
 一枚歯――歯が生えた産れ児
 無言貿易
 雑報
  邪視のこと
  人名を読んで児啼きを止むること
  馬頭神について
  誕生日に小児の生い立ちを卜うこと
  仏経に見えたる古話二則
  魔除に赤色を用ゆ
  白馬節会について
  スペリカンスという遊戯
  月見の祝儀

「動物学雑誌」
 マンモスに関する旧説

「太陽」
 猫一疋の力に憑って大富となりし人の話
 支那民族北方より南下せること
 戦争に使われた動物

「人性」
 常世国について

「郷土研究」
 白米城の話
 針売りのこと
 橋の下の菖蒲
 栗鼠の怪
 陸奥女人の話
 わが子を生まんがために他子を養うこと
 孕婦の屍より胎児を引き離すこと
 小篇
  山人の衣服について
  羊の語源について
  頭白上人縁起
  山オコゼのこと
  赤山明神のこと
  シュンデコ節
  虱が人を殺した話
  ハマボウとハマゴウ
  秘しおった年齢を自分で露出した話
  蜘蛛を闘わすこと
  辻占果子
  蛙を神に供うること
  蓮燈
 紙上問答
  質問
  応答
 小通信
  川成と飛騨工の技を競べし話
  鬼子母神が柘榴を持つ
  鰌取り
  美人を出す地
  五郎四郎柴
  井鹿
  水量をもって年の豊倹を占うこと
  衣類を算える童戯
  若狭の人魚
  つるべおろし
  切飯の風習
  柱の穴
  家の怪
  みおろし
  歯のまじない
  レンコという遊戯
  杉樹酒泉のこと
  庭木が家より高く伸びること
  昔千軒あったという村
  モミナイという言葉
  ヌシという語
  山口君の「動物に関する壱岐の俗信」の一、二条
 『郷土研究』の記者に与うる書

「不二」
 陰毛を禁厭に用うる話
 蟹の卜占
 月下氷人
 虎に関する笑話

「風俗」
 ミイラについて
 雑報
  かんぼく
  王粛の逐鼠丸
  質問

「土俗と伝説」
 南方随筆
  棄老伝説について
  インドの賤民
  熊野と榎
  牛に引かれて善光寺詣り
  獅子舞いの起り
  あやかし
  幣束から旗さし物へ
  山鳥
  鳴かぬ蛙
  刀豆
  富士講の話
  赤山明神
  片葉の蘆
  第六天

「考古学雑誌」
 烏帽子の諸部の名称について
 衣服をキモノと呼ぶこと

「飛騨史壇」
 スノリについて
 小篇
  質問二則
  金森氏で賤ヶ岳に働きし勇士
  飛騨の踊
 
「集古」
 なぞなぞ
 謎々余言
 古来伝習男女間大和言葉
 なぞなぞの小唄
 軍配団扇
 軍配団扇の現われた時代について
 墓碑の上部に烏八臼と鐫ること
 鎖鎌について
 毘沙門の名号について
 再び毘沙門について
 小篇
  団扇の話につきて
  蛇に食いつかれぬ歌
  朝鮮の公孫樹
  徒歩運動について
  装飾として持つ杖
  徒歩運動古く日本にありしこと
  数え唄について
  手車の唱え辞
  南方姓の訓み方について
  勢力という悪業者

「民族と歴史」
 南紀特有の人名
 トーテムと命名
 出産と蟹
 民族短信民俗談片
  スッパとカニサガシ
  俘虜と賤民
  垣内
  岡西惟中の歿年
  藤白王子社畔の大楠
  件
  おばけ

「土の鈴」
 笹野才蔵の博多人形について
 三角の銀杏
 柱松について
 春駒の名義
 セノ木について
 資料短信
  紀州の瓦猿について
  蚯蚓幟
  『絵本満都鑑』の第十一図
  婚礼と餳
  陰陽石崇拝
  いびつ餅
  琉球の鬼餅
  田祭りの餅について
  繩掛地蔵
  蒟蒻問答について
  潮吹きの挽臼について

「性之研究」
 孕石のこと
 東洋の古書に見えたキッス
 鮮人の男色
 若衆の名義起因――僧同士の非道行犯

「現代」
 桑名徳蔵と橋杭岩の話

「同人」
 西施乳について
 牡丹を夏の花とするについて
 真田が謠について
 小篇
  春蝉について
  サネキという木

「日本土俗資料」
 餅を福と称うること

「民族」
 ひだる神
 フクラシバ
 椰子に関する旧伝一則
 シシ虫の迷信ならびに庚申の話
 水乞鳥のこと
 蜀黍について
 紀州田辺より
  杖の成長した話
  衣を隠された神女
  ミソサザイは鷹の一属
  虎杖をゴンパチということ
  人を土地に執着せしむる水

南方の学問的系譜と民族学(大林太良)

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