『哲学の歴史―哲学は何を問題にしてきたか』新田義弘(講談社現代新書)
1989年12月20日第1刷発行
204頁
目次(収録作品)
1 哲学の原型1―古代ギリシャにおける学知の成立
2 哲学の原型2―ヘブライ・キリスト教における創造の思想
3 哲学の原型3―近代科学の成立と哲学の役割
4 「もの」と「こころ」
5 理性と理性の他者―ドイツ古典哲学の残したもの
6 人間と世界―「開かれた場所」への道
7 ことば・テクスト・解釈
8 生命・身体・自然
9 哲学の今後の課題
著者は、哲学研究者。
本書は、副題の通り(西洋)哲学が何を問題の対象にして来たのかを時系列に論じている。
結構高度な内容なので、大学一般教養レベルの哲学の知識がないときちんと理解するのは難しいだろう。