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『日本町人国家論』天谷直弘(PHP文庫)

『日本町人国家論』天谷直弘(PHP文庫)

1989年12月15日第1版第1刷発行
221頁
定価:448円(税込)




目次(収録作品)

1部 日本町人国家論
第1章「町人国・日本」手代のくりごと―国際社会をしたたかな“町人”として生き抜くために
第2章 日米貿易摩擦と町人国家―「武士国」米国と「大町人国」日本
第3章 ソープ・ナショナリズムを排す―「金切声」は将来を誤る

2部 日本株式会社・残された選択
第4章 居候国家3杯目はそっと出せ―あなた戦う人、わたし稼ぐ人
第5章 日本の論理・欧米の論理―対日批判を再考する
第6章 日米「愛憎」の歴史―獅子身中の虫“保護主義”は殺せ

解説 山本七平

※本書は『日本株式会社・残された選択』を改題し、文庫化したもの。

著者は、元通産省の官僚、評論家。(1925-1994)

本書は、雑誌に掲載された論説をまとめたもの。
著者は、日米自動車摩擦(日米貿易摩擦、1980年代)の交渉の当事者だったので、そのことについて結構くわしく書かれている。
日米自動車摩擦について研究するなら別だが、全体としては今読むには、いま一つ。「第6章 日米「愛憎」の歴史」は、日本論・米国論で、いま読んでもまあまあ。

[関連]
『日本株式会社・残された選択』天谷直弘(1982・PHP研究所)単行本
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