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『飛脚は何を運んだのか』巻島隆(ちくま新書)

『飛脚は何を運んだのか―江戸街道輸送網』巻島隆(ちくま新書)

2025年
416頁




目次(収録作品)

第1章 馬琴の通信世界
第2章 飛脚の誕生
第3章 三都の飛脚問屋の誕生と発展――ビジネス化した飛脚業
第4章 飛脚問屋と出店、取次所
第5章 飛脚輸送と飛脚賃
第6章 奉公人、宰領飛脚、走り飛脚
第7章 金融と金飛脚
第8章 さまざまな飛脚
第9章 飛脚は何を、どうやって運んだか
第10章 災害情報の発信
第11章 飛脚の遭難
第12章 飛躍する飛脚イメージ

《盛んな出版文化も「脚」で下支え》
例えば、ベストセラー作家の曲亭(滝沢)馬琴は、誰と、どんなやり取りをしていたか。手紙だけでない飛脚が運ぶ物産、飛脚問屋の金融的な機能や全国津々浦々の情報流通に果たした役割とは。自然災害や事故、強盗等の被害にどう備えていたか。近代郵便制度の導入以前でも、全国につながる街道、江戸市中に張り巡らされた飛脚ネットワークは相当にすぐれていた。飛脚の成り立ち、制度の変遷、ビジネス化成功の裏話、やり取りされた手紙の内容まで、江戸時代の輸送の全貌を解き明かす。

出典:筑摩書房公式サイト

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