『オランダ商館長の見た日本―ティツィング往復書翰』イサーク・ティツィング（チチング、ティチング）、横山伊徳編（吉川弘文館）
2005年
506頁
定価：15,400円（税込）
目次（収録作品）
解題 横山伊徳
『ティツィング私信集』の序論 F.レクイン（松井洋子訳）
翻訳編
一七八五年書翰
一七八六年書翰
一七八七年書翰
一七八八年書翰
一七八九年書翰
一七九〇年書翰
一七九一～九四年書翰
一七九五～一八〇七年書翰
研究編
商館長ファン・レーデ 鳥井裕美子
メイランから見た商館長ティツィング 西澤美穂子
出島下層労働力研究序説 横山伊徳
ティツィングの伝えようとした「日本」 松井洋子
ティツィングと日本の書物 松方冬子
ティツィングの日本史理解とその受容 木村直樹
近世を代表する日本学者テイツィング。彼が通詞や蘭学者と交わした私信（レクイン博士編集）を翻訳し、天明から文化期の日蘭の知的交流を再現。対外関係史研究に、「オランダ語史料が描く日本史」という新視点から迫る。
出典：吉川弘文館公式サイト