『壁の向うの狂気―東ヨーロッパから北朝鮮へ』西尾幹二(恒文社)
2003年
531頁
定価:2,860円(税込)
目次(収録作品)
前奏曲 九〇年代の日本と世界
前編 罪と罰
(プラハのサロン「黒い馬」にて/国立哲学研究所でのディベート/「地下出版物」編集者の確信/個人の責任はどこまで問えるか/恐怖の遺産/ドイツ―魔女狩りのページェント/人間の罪は区別できるか)
間奏曲 北朝鮮、イラク、そして中国という新しい脅威
後編 自由の恐怖
(ワルシャワの自由の誇り/埋められぬ断層/病者の特権/嗚呼いずこに行く薄明の未来)
終曲 「拉致」と「核」で試される日本人の智恵と勇気
※本書は『全体主義の呪い』を増補し、改題した新装版。
[関連]
『全体主義の呪い―東西ヨーロッパの最前線に見る』西尾幹二(1993・新潮選書)
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