
『百年前の私たち―雑書から見る男と女』石原千秋(講談社現代新書)
2007年3月20日第1刷発行
268頁
定価:814円(税込)
目次(収録作品)
第1章 「脳力」とは何か
第2章 進化論と優生学
第3章 なぜ「社交」が必要だったのか
第4章 社交場としての博覧会
第5章 不純な男女交際
第6章 男は神経衰弱、女はヒステリー
第7章 性慾を研究する時代がやって来た
第8章 学生という階級
第9章 青年たちのハローワーク
第10章 「堕落女学生」は世間が作る
第11章 女は「矛盾」、女は「謎」
第12章 結婚の前夜に
第13章 「婦人問題」とはどんな「問題」か
第14章 バックラッシュ!「新しい女」
第15章 危険思想だった「自我」
著者は、国文学者。日本近代文学が専門。
本書は、著者が研究のために集めた大正・明治期の雑書(大衆向けの雑誌など)から当時の思想を論じたもの。
当時の雑書から多数引用して論じていて興味深い。また、この時代のものであるから文語体の文章が多くそれもなかなか興味深かった。