『背信の科学者たち―論文捏造はなぜ繰り返されるのか?』ウイリアム・ブロード、 ニコラス・ウェイド、牧野賢治訳(講談社)
2014年
354頁
定価:1,600円(税別)
目次(収録作品)
第1章 ひび割れた理想
第2章 歴史の中の虚偽
第3章 立身出世主義者の出現
第4章 追試の限界
第5章 エリートの力
第6章 自己欺瞞と盲信
第7章 論理の神話
第8章 師と弟子
第9章 圧力による後退
第10章 役に立たない客観性
第11章 欺瞞と科学の構造
訳者解説 『背信の科学者たち』原書 刊行後のミスコンダクト事情
STAP騒動で科学者の論文捏造が話題を集めているいま、1冊の科学書の復刊を求める声が各方面から寄せられている。科学者の不正行為を取材、分析した『背信の科学者たち』。ピューリツァー賞ジャーナリズム部門を2回受賞したウイリアム・ブロードと 『サイエンス』『ネイチャー』の科学記者だったニコラス・ウェイドがタッグを組み、古今東西の科学者の不正行為を調査した力作である。
ヒトES細胞捏造事件、東京大学大学院工学研究科RNA研究疑惑、大阪大学大学院生命機能研究科データ捏造事件、STAP細胞疑惑など、近年発生した科学者の不正行為に関するレポートも収録!
出典:講談社BOOK俱楽部
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『背信の科学者たち』W.ブロード、N.ウェード、牧野賢治訳(1988・化学同人)
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『背信の科学者たち―論文捏造はなぜ繰り返されるのか』ウイリアム・ブロード、 ニコラス・ウェイド、牧野賢治訳(2006・講談社ブルーバックス)360頁
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