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『増補版 ドキュメント死刑囚』篠田博之(ちくま文庫)

『増補版 ドキュメント死刑囚』篠田博之(ちくま文庫)

増補版2015年
340頁



子どもを襲い、残酷に殺害。そして死刑が執行された宮崎勤と宅間守。また、確定囚として拘置されている小林薫。彼らは取り調べでも裁判でも謝罪をいっさい口にせず、あるいはむしろ積極的に死刑になることを希望した。では、彼らにとって死とは何なのか。その凶行は、特殊な人間による特殊な犯罪だったのか。極刑をもって犯罪者を裁くとは、一体どういうことなのか。彼らと長期間交流し「肉声」を世に発信してきたジャーナリストが、残忍で、強烈な事件のインパクトゆえに見過ごされてきた、彼らに共通する「闇と真実」に迫る。

出典:筑摩書房公式サイト

本書は、『ドキュメント死刑囚』(ちくま新書)に大幅に加筆し文庫化したもの。

[関連]
『ドキュメント死刑囚』篠田博之(2008・ちくま新書)238頁
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